歯周病になると、低体重児が生まれやすい?
赤ちゃんが十分成長していないにもかかわらず、
出産にいたってしまう"早期出生低体重児"。
1996年の米国の調査(1996年 offenbacher論文)によると、
歯周病と低体重児の関係についての研究結果が発表されました。
妊婦や出産後のママ124人を集めて歯科検診を行ったところ、
歯周病で歯列の60%以上の歯周組織が壊れていると、早産の危険性が
ずいぶん高くなるというのです。
なんと早産で低体重児が生まれる危険率は通常の6倍、
初産であれば通常の約7倍にもなるとのこと。
早産になる原因は喫煙や飲酒によっても高くなるといわれていますが、
そのなかでも歯周病が圧倒的に高いというわけです。
ただ、歯周病になるとなぜ早産になるのかということについては、
完全にわかっていないようです。
すでに歯周病を起こす細菌のなかには、
女性ホルモンを栄養としている細菌もいるという事実があるため、
海外では実際に
「歯周病をなおせば早産を防げる」ということを妊婦に直接伝えているようです。